2022年4月17日(日)
毎日興行アリーナ久喜 サブアリーナ(第2体育館)にて「第20回埼玉県小学生剣道大会久喜剣道連盟選手候補選考会 兼 成田・高田・戸賀崎杯争奪大会」が開催されました。
試合形式は学年別の個人戦トーナメントです。
試合時間は2分。
勝敗が決しない場合は時間無制限で延長戦です。
この大会でベスト4に入った選手は自動的に「第20回埼玉県小学生剣道大会」の強化選手になります。
久喜剣友会からは5年生1人、4年生3人、3年生1人が出場しました。
部内戦の試合経験はありますが、全員が初めての対外試合です。
言わばこれがデビュー戦です。
ウォーミングアップ
今回は大場先生が保護者兼監督を務めて下さいました。
んー。イマイチみんな気迫が無い。
試合…大丈夫か?
開会式
コロナの影響で参加人数は少ないですが、貴重な対外試合を経験させてもらえることはとてもありがたいことです。
この大会を開催して下さった関係者の皆様に感謝です。
試合の様子
今回の大会では3年生のエントリーが1人だけだったということで、鉄平は4年生のトーナメントに組み込まれてしまいました。
小学生の1学年の差はかなり大きいので不利なデビュー戦となりましたがこれも経験。
持ち前の負けん気で上級生に食らいついていけー!
と思ったら…。
まさかの二本勝ち!
得意の抜き胴と出小手。
いつの間に出小手打てるようになったの?
続いて遥一の試合。
序盤から惜しい技がいくつもあったけど一本にはならず。
打突が弱いのと勢いが足りない。
いいところを打てているだけに本当に惜しい。
前半は優勢でしたが後半疲れが出てしまい、足が止まり手元が浮いたところに小手をもらって二本負け。
もう少し決定力があれば勝てる試合だったと思います。
続いて千代の試合。
最近色々な技が打てるようになってきて、久喜剣友会の子供達の中では頭一つ抜けてきた感がありますが、試合になると慌ててしまうのが課題かな。
今回の試合の中でも色々な技を使おうとしていたのはいいこと。
抜き胴を決めて一本勝ち。
写真は無いけど剣人の試合。
執拗に胴を狙ってくる相手の打ち終わりに何度も面が当たるも一本にはならず。
恐怖心からなのか全ての技が打ち切れていない。
打っても止まる。
長い試合になり、相手が場外反則二回で勝ち。
決め切れないのが課題。
5年生 凛の試合。
反対側のコートだったので写真は撮れず。
パコン!といい音が鳴って歓声が上がったので見たら一本取ってました。
音で分かる。
いい面打った!
試合結果
小学5年生の部
第四位 永原 凛
三位決定戦で場外反則二回で負けてしまった…。
本人も相当悔しがっていましたが、この悔しさをバネにもっと強くなろう!
初出場で四位入賞は立派!
小学3~4年生の部
準優勝 大場 千代
第四位 平良 剣人
初戦敗退 仙田 遥一
2回戦敗退 大場 鉄平
優勝した選手はちょっと格が違うなと思いました。
構えた姿勢から相手の出頭に一拍子で技が出せる。
久喜剣友会の子供達はまだそこまでできませんが、他所の道場には同学年の強い選手がいっぱいいるんだということを身をもって体験できたのではないかと思います。
総評
全員が初めての対外試合でしたが、予想以上にみんないい試合をしていました。
どの試合も惜しいところがいくつもあり、打突の機会が身についてきているなと感じました。
初の対外試合、デビュー戦にしては上々の出来だったと思います。
初めて違う道場の相手と戦い、色々な刺激を受けてくれたのではないかと思います。
今回の試合で見えた課題は全員に言えることですが、折角当たっているのに一本にならない。
何回当たっても決めきれない場面が多かったこと。
原因は打突の弱さだったり、動きが遅かったり、勢いが無かったり、打って体が止まったり、逃げながら打ったり。
今後打った技を一本にする(決定力を上げる)稽古が必要だなと感じました。
いい面も悪い面も、収穫の多い試合でした。
選手の皆さん、お疲れ様でした。
審判の先生、保護者の皆様、ご協力ありがとうございました。